【LaTeX】図表を記述した位置に強制的に出力する

figure環境 の位置指定で htbp のように指定すると、
意図しない位置に図表が出力されることがある。

\documentclass[11pt,a4paper]{ltjsarticle}

\usepackage{graphicx}

\begin{document}

\begin{figure}[htbp]
  \centering
  \includegraphics[width=80mm]{graph1.png}
  \caption{一次関数のグラフ}
  \label{fig:linear}
\end{figure}

\begin{figure}[htbp]
  \centering
  \includegraphics[width=80mm]{graph2.png}
  \caption{二次関数のグラフ}
  \label{fig:quadratic}
\end{figure}

\begin{figure}[htbp]
  \centering
  \includegraphics[width=80mm]{graph3.png}
  \caption{三角関数(正弦波)のグラフ}
  \label{fig:trigonometric}
\end{figure}

\end{document}

※ LaTeXエンジンには LuaLaTeX を使用しています。

※ 2ページ目があります。

floatパッケージで figure環境 の位置指定を H とすることで、
図表を記述した位置に強制的に出力することができる。

\documentclass[11pt,a4paper]{ltjsarticle}

\usepackage{graphicx}
\usepackage{float}

\begin{document}

\begin{figure}[H]
  \centering
  \includegraphics[width=80mm]{graph1.png}
  \caption{一次関数のグラフ}
  \label{fig:linear}
\end{figure}

\begin{figure}[H]
  \centering
  \includegraphics[width=80mm]{graph2.png}
  \caption{二次関数のグラフ}
  \label{fig:quadratic}
\end{figure}

\begin{figure}[H]
  \centering
  \includegraphics[width=80mm]{graph3.png}
  \caption{三角関数(正弦波)のグラフ}
  \label{fig:trigonometric}
\end{figure}

\end{document}

☆Tips
htbp とは、
Here(記述した位置)
Top(ページ上端)
Bottom(ページ下端)
Page(単独ページ)
の頭文字である。

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